フランス vs スペインの概要

・フランス vs スペインの概要 (2020/08/30/EP8.2)

 スペインプレイヤーは多くは即Ⅲしてくるし確かに最も適している。だから基本はその即Ⅲ対策だけを考えている。

 発売当初はゲームバランス上でもその即Ⅲが非常に強力だったし、対策できるプレイヤーも少なく、猛威を振るった。
 ところが、次の拡張パックが出た頃には、即Ⅲ対策は確立されていった。

 即Ⅲを発展させた、ハラス入れつつ内政作って即ⅢするSemiFFが開発され、それが即Ⅲに対して有利であったことに気づかされた。
 同じ即Ⅲをするなら、その道中はより内政を稼いでおき、カウンターを間に合わせることができれば、その内政的有利から、多く勝つことができた。

 Ⅲ進化が得意でない文明でも、道中に軍が出ない即Ⅲに対してハラスで押さえ込んでおき、その間に内政を作りその国力で、後は植民地民兵でカウンターする手もある。例えばイギリスオランダはこの手を使う。

 前線塔即Ⅲで速度を稼ぐ意欲的な手段を用いれば、SemiFFに対してカウンターを間に合わせない方法があるけど、これをされることを読んだら、SemiFFにはしないで、槍やマスケスタートで前線塔を処理しておき、そのまま上のような2受けの方法を取ればいい、フランスならクルール農民の射撃でファルコ割りも狙える。もしくはマスケSemiFFにする。

 スペイン即Ⅲといえば、速攻で押し込むのが「スペインらしい」から、交易内政を作ってからの即Ⅲにするプレイヤーは少数だろうけど、もしそれを選択された場合、Ⅱの時代で立ち向かうにはキビシイ。
 この場合はSemiFFもしくは追ってのⅢ入りで対抗することになると思う。または槍マスケで交易割りにいくか(ATPで割りにくいし再建もされやすいが)マップでのやり易さによる。

 ところで、スペイン即Ⅲは軍カードにドラグーンに勝てるものがいないため、ドラグーン単(正確には多めという意味)に対して弱いという特徴を持つ。槍、ロデレロ、ランセロなど。スカミの軍カード持ってない。また、近接防御40%のブラックライダーを使えば槍ロデに対して重圧少なくなる。
 だから普通にスペイン即Ⅲ vs フランスSemiFFとなると、大きく有利だったりする。スペイン側がこれを嫌って着弾急ぐ前線進化塔の意欲型にするなら、フランス側は槍かマスケスタートの2受けにシフトするのは先にも言われた。

 以上のような読み合いはあるけれども、まぁフランス有利になりやすいでしょう。私がスペイン側だったなら、ATP交易内政即Ⅲを選択する、これが一番期待できる、それでもスカミが足りなくて苦労する。

まとめ
通常のスペイン即Ⅲに対して、SemiFFで大きく有利取れる。そしてドラグーン単。これが一番の狙いで安定。
但し、前線に進化塔を設置してくるようなら、槍かマスケスタートでそれを処理し、そのまま2受けにする動きも覚える。