フランス vs ポルトガルの概要

・フランス vs ポルトガルの概要 (2020/09/08/EP8.2)

 私がポルトガルプレイヤーなのでその視点からの方が語りやすいが、主流のポルトガル即Ⅲタートルは、直行の即Ⅲに対しては強い。3つものTCを侵攻していくのに、速攻型の直行即Ⅲの内政では息切れを起こしてしまうからだ。よってスペイントルコ即Ⅲや昔のドイツ即Ⅲに対して強かった。ドイツは攻城弱めでもある。

 ところが、ドイツが3馬車カード使って内政即Ⅲに組んできたり、フランスのSemiFFでは、その内政力で持続的に戦えると、遅効性のポルトガル内政はその内政厚め即ⅢやSemiFFの決戦タイミングに対してカウンターが間に合いづらいという実感を得た。

 つまりは、フランスSemiFFがポルトガル攻略の一般的な狙いになる。

 軍出しに関して、ポルトガル即Ⅲでは普通ドラグーン生産にするので、フランス側はⅢ進化6スカミとカード8スカミぐらいの対抗軍備はほしい。
 フランス側も、ハサースタートからドラグーン生産まわしがやりやすいのでそうしたい。そうなるとスカミはカード頼りになる。それとマムルークが怖いからあまりスカミは出したくない。対マムルークのためにいつものブラックライダーではなくスイス槍をデッキに入れておく方がいいかも、TC攻城もできるし。

 それと忘れてはならないポルトガルの海内政、非常に強力だ。海内政対策はあまり文明条件別に行いたくないが、基本攻略として、内政少し作ってから歩兵ラッシュで侵攻し、港建てて軍船出して海内政の制限させる。理由はここでは割愛。
 具体的には前線2小屋700木4クルール手順からラッシュしてその後に追加で海制限していく。

 その他のポルトガル戦術はマイナーのため事前対応しないでいいでしょう。これは奥深い世界でもある。
 ただ、ポルトガル即Ⅳに対しては要注意。即Ⅳというものが、SemiFFやSemiSemiFFに対してのカウンターになる見込みだから。即Ⅳ対策の基本は、その駒組み完成までの長い道中にフルブームする隙があるので、交易があるなら、その間に交易内政作っておけば有利に戦えると思う(射程アップのヒネーテドラグーンは怖い)。TC増設ではダメ、それでは内政が遅効性だから即Ⅳ軍事力に対してカウンターが間に合わない。

 総じてフランス有利な方だと思う。

まとめ
ポルトガル即Ⅲタートルに対してはSemiFF
海内政に対しては少し内政作ってから前線歩兵2小屋ラッシュ
即Ⅳに対しては交易内政追加